自慢話

私が物語の文章を作る時に気を付けているのが、自慢話にしない事。

自慢話というのはたいてい、伝えている方は自分の話を自慢話と思っておらず、聞いている人がそう感じるか感じないか。

私の場合、自慢話かどうかは「その話に続きがあるかどうか」で判断する。

 

つまり

①過去こんな大変な想いをしたからこそ、現在成功している。

が自慢話で、

②過去こんな大変な想いをして成功したけれど、まだまだ次の新しい夢に向かってチャレンジ中!

が自慢話ではないという事。

 

 

今のところ、物語の文章は、過去〜現在〜未来という形にこだわっている。

それは、過去の話で共感され、未来の話で応援されるようにしたいから。

 

「今、こんな事をしています」という紹介をしても、「はぁ〜?」と思われやすい。

そこで「過去こんな経験をしたからこそ、今、こんなサービスをしている。」と過去の話を入れれば共感されて理解はしてもらえる。しかしこれだけでは自慢話になる。

 

そこで、未来の話を入れる。

「だからさらにこういう事にチャレンジしていきたいです」となれば、もっとその魅力が伝わり応援もされるはずだと思う。

 

本物の人に優しい会社は、そんな過去から未来に繋がる素敵な物語があるはずだと信じている。

だからこそ、それがまとめられる会社しかホームページには掲載したくない。

 

とはいえ、これも私が勝手に思っているだけの事。

コミュニケーションというのは、自分が伝えようとした事と、相手に伝わった事が違うからこそ奥が深くて面白い。

伝えたい事が伝えられているのかは、相手に聞いてみないとわからない。

 

今後も、さらに追求していきたいと思います。