年末年始テレビを見ていて、
改めてすごいと思った事がある。
それはマジメなテーマの中でもうまく笑いを作っていて、
見ていて飽きないように楽しく作られている事。
私の文章も、暗いとか、重いとか、痛いとか言われる事があるけれど、
足りないのは笑いの要素かもしれないと思うようになった。
会社でもきっと一緒。
マジメな仕事だからと言って、
常に全力で一生懸命だったら、
息が詰まる感じで会社に行きたくなくなってしまうだろう。
マジメにやろうとするからこそ、
質の高いサービスを提供しようとするからこそ、
楽しさとか笑いの要素が必要なのではないだろうか。
病院だって、いつもお葬式みたいな雰囲気だと余計に暗くなる。
スタッフが明るい笑顔で対応してくれたり、
時には冗談を言ってくれると明るくなれる。
スポーツ選手でもチーム同士はもちろん、
ライバル同士でも笑顔で談笑するシーンをよく見るようになった。
自分との戦いのために、
高いパフォーマンスを長続きさせるために、
毎日をいかに楽しむかが見直されるようになってきていると思う。
たまに「けしからん!」と怒る人もいるけれど、
そんな人はたいてい元々イライラしていて、
自分の思い通りにならなかったら何でも文句を言って怒るような人。
少なくとも、
厳しいものを厳しいままにしてしまっていては、
今の多くの若い人にはウケない。
年に数回のイベントだけではなく、朝礼で工夫するだけではなく、
日々の普通に行う仕事の中に笑いの要素を組み込む事ができたら、
普通の社員でも、「休みの日でも会社に行きたい!」
と仕事を楽しみにしてもらえるような会社にできるような気がする。
結婚式でよく言われる「笑顔が溢れる家庭」もいいけれど、
「笑顔が溢れる職場」というのもステキだと思う。
仕事をもっと楽しく!
まずは本当にくだらないものからでもいいかもしれない。
・日報の最後に面白い事を1つ入れるルールを作る。
・ミスをしても腕立て伏せ10回で許されるというルールを作る。
・目標到達できなかったら、語尾に「ござる」を付けなければいけないルールを作る。
・社員やお客様に面白いニックネームをつける。
・名刺に社員が描いたヘタな似顔絵を入れる。etc
こんな小さな事でも、会社が学校みたいに、
楽しくてほんわかした雰囲気になるはず。
これから色々探っていきたい。