怒っている人を見ると心がザワザワする。

それは「怒っている事=悪い事」という

固定概念があるから。

 

心が穏やかな人は、

「怒っている人がいる」と

いい事でも悪い事でもなく、

ただの現象として捉えられると言う。

 

日々に感謝し、

ただ目の前の現象だけを受け入れて、

自然に淡々と対応するようなスタンス。

 

それがいつもニコニコしていられる穏やかな生き方。

 

少しずつわかるようになってきた気がする。

 

 

だから、どんなに辛い事があったとしても、

それは辛い事を辛いと

捉えてしまっている自分の心の問題。

 

誰かのせいとか、

自分は悪くないとか、

強がったり余計な事を考えたりせず、

「今、辛いって思っているんだ」と

ただその感情と向き合って味わう。

 

するとどんな事でも、

意外に大した事ではないように思えて

心がフッと楽になるはず。

 

感情の裏に隠された本当の問題。

それが何なのかわからないから不安になるだけ。

 

逃げずにじっくり向き合えば、

解決策ややるべき行動はすぐに見つかる。

 

 

また「これって本当に辛い事なのか?」と

ものの見方を変えるのも面白い。

 

10年前に辛かった事も

今となってはネタにできるような笑い話。

 

だから10年後をイメージすると、

それを糧にして、笑い話にできるくらい

成長しているであろう自分が見える。

 

期待しすぎていた自分、

依存しすぎていた自分に気付いて、

また一歩飛躍できるチャンスになる。

 

 

とはいえ、わかっていても

人は感情で自分を見失う。

 

感情的になったところで好転しない事は、

きっとみんな痛いほどよくわかっているはず。

 

それでも、感情に振り回されるのは、

きっと無意識のうちに

「刺激=ギャップ」を求めてしまうから。

 

大きな幸せを感じたいと願うほど、

大きな不幸が必要になる。

 

大きな喜びを感じたいと願うほど、

大きな苦しみが必要になる。

 

悲劇のヒロイン、

正義のヒーローになるために、

人は自ら苦難を作る事がある。

 

だから今苦しんでいる人は、

ただ自分が苦しみたいから

苦しんでいるだけなのかもしれない。

 

ただ構ってもらいたくて、

寂しくて苦しんでいる自分を

見せているだけかもしれない。

 

前向きなアドバイスが受け入れられないのは、

改善してしまうと

構ってもらえなくなってしまうから?

 

そんな時は、

自分ともっと深く向き合えばいい。

相手のもっと深い本音を聞いてみればいい。

 

お互いが心を落ち着けるために、

加害者・被害者になりたがってしまっているだけで、

本当は自分も相手もどちらも悪くないかもしれない。

 

だから「誰かのため」に振り回され過ぎて、

いい人を演じて苦しまなくてもいい。

 

相手が苦しんだのは自分のせいだと、

自分を否定して苦しまなくてもいい。

 

まずは自分を一番に大切にする事。

 

 

「自分のため」の延長線上に、

「誰かのため」を見出せばいい。

 

自分を犠牲にして「誰かのため」を追求しようとするから、

期待しすぎてショックを受けるだけ。

 

「自分のため>誰かのため」になっていれば、

相手が少し動いてくれるだけで感謝できるようになる。

 

自分を好きになって、人の目を気にしすぎず、

自分の心が直感的にワクワクする事をやる。

 

すぐに忘れてしまいがちだけど、

人生の楽しみ方は意外にシンプルなのかもしれない。

 

物語の力を信じて、

さらけ出す事の素晴らしさを信じて、

そして自分の直感・可能性を信じて、

もっと力強く生きていきます!

 

ありがとう!