「困っている人を助ける仕事がしたい!」
と言う人は多いけれど、
「あなたの困り事はなんですか?」
と聞いて素直に答えられる人は少ない。
経済が需要と供給で成り立っているとしたら、
「困っている人」と、「助けてあげたい人」の需給関係は、
少なくとも今の日本においては、もう供給過剰になってしまっていると思う。
ボランティアや資金援助、クラウドファウンディングで困っている人を助けられたり、
色々な情報・サービスが無料化されてきているのもその流れの1つかもしれない。
だから、
「みんながもっと困っている事を発信したらいい!」
と思うけれど、なかなかそうはいかない。
人は普通、困っている人を助けたり、
何かを教えてあげる事は純粋に嬉しくなるけれど、
自分の困り事を発信するのは恥ずかしく、
また助けられる事は申し訳ないと思ってしまうからだ。
それが愛すべき日本人らしさなのかもしれない。
だから「あなた自身が困っている事」をムリに発信するなんて事はしなくてもいい。
その代わりにやって欲しい事が、
「他の誰かに喜んでもらうためにチャレンジしている困り事」
を発信してもらう事。
それをみんなで応援し合うことができれば世の中はとても面白くなる。
ほんの小さな事でもいい。
例えば、
・雑貨店で恋人を喜ばせるためのプレゼント選びを手伝ってもらう。
・パーティでサプライズプレゼントを渡すのを手伝ってもらう。
きっと友達も店のスタッフも、喜んで協力してくれるはず。
それはあなただけの喜びでなく、
手伝ってくれた友人・店のスタッフの喜びにもなり、
そしてそれを受け取った恋人の喜びにもなる。
誰かに喜んでもらう喜びを独り占めせず、
社員、友達、家族、お店のスタッフみんなで分かち合う事で
世の中の幸せの量は倍増する。
人に喜んでもらう喜びと、
困っているあなたが助けられる事で与えられる喜び。
その両方を社会に提供する事ができる。
それはさらに、人に喜んでもらうために、
チャレンジしている人の想いが実現する事にも繋がる。
あなたが誰かに喜んでもらうために、
「助けて!」と発信して協力してもらう事は、
恥ずかしい事ではないばかりか、むしろ社会にとって本当に素晴らしい事。
私がこのホームページを通じてやりたい事は、
世のため人のためにチャレンジしている人を取材して、
その困り事を発信していくお手伝い。
このホームページをそんな
「喜んでもらう喜びを分かち合う」ための
インフラの1つにできればこれほど嬉しい事はない。
色々な人の助けで成り立っているこの事業。
自薦・他薦問わず、ステキなチャレンジしている人がいたら紹介して欲しい!
ぜひあなたの友達が掲載されていたら、その困り事を応援してあげて欲しい!
社長物語のこの世界観をもっとうまく広げていけるように、
いろんなアドバイスをいただきながら、突き進んでいきます!